月星座×整理収納でみえる物の所有の仕方

わたしは占星術についててんでド素人です。
ですから、ここで「月星座とは!」と語るようなことはとてもできません。
しかしマドモアゼル愛先生の月理論についてとても感銘を受けまして、月星座のセミナーを受けたり月の教科書を購入したりとしています。
わたしが発言する「月星座」はマドモアゼル愛先生の月理論に従って語っていると、まずはご理解ください。
(月星座に対する理論は色んなご意見がありますので。)

ところで、わたしは卍易風水師である傍ら、整理収納アドバイザーやクリンネストとしての活動もしています。
活動といいましても、「頼まれたら駆けつけます」というスタンスで、大体的に今のところはHPを作ったりSNSで発信をしたりしているわけではありません。

ただ、いくかのご家庭へ整理収納のお手伝いをさせてもらった経験から、月星座が物の所有の仕方にとても密接に関りがあるように感じました。

例えば私は、月星座がおうし座です。
おうし座の月は「アイハブ 我所有すの幻想とそのすべての欠如」といわれています。

人が良いと言っている物が欲しくなりますし、お金持ちそうに見せたい、たくさん所有したい、あれが欲しい、これが欲しい。所有できないと不安になる。本当に欲しいわけではなく、所有することできっと安心できるという幻想を抱いています。

自分の生い立ちも相まって、「貧乏に思われたくない」という思いがとても強く、しかし実際には貯金する能力もありませんから、現実にはお金がない、所有できていないということに若い頃は本当に苦しみました。
お金がないということが、自分の不幸の原因であり、惨めで辛いことであるという苦しみに悩み続ける日々でした。

主人とは幼稚園の頃からの幼馴染なのですが、彼は実家が裕福な子どもでして、いつも最新のゲームソフトが家にあり、靴は流行りのブランドもの、お父さんが運転する車は外車で、友だちといつも気軽に旅行に行く。正直言って本当に腹立たしい存在でした。笑

しかしそんな彼と縁あって夫婦となり、自分がいかに彼とは育ちが違うかということ、どうあがいても自分は裕福な家庭の経験とは真逆の生き方をしてきたということ。裕福であることが当たり前だと思っていることが腹立たしいという目でみてきたけれども、一緒にいる時間が長くなればなるほど、お金を持っていることは悪いことではないし、そして自分は貧乏であったことも同じように悪いことでもない。
お金を所有しているしていないに善悪はなく、「ただそうであっただけ。」というそんな捉え方をするようになりました。

ちなみに主人は太陽星座がおうし座です。
つまり、月星座であるわたしは所有するという拘りから脱却できれば幸せになるのですが、主人にとっては所有すること、五感を充たすことが幸せとなります。
こういうところが夫婦の面白さかもしれません。

わたしは未だに月が働いてしまうこともまだまだ多く、いただいたブランド品のバッグなどが捨てられません。全然使っていないのに、まったくもって趣味じゃないのに、「これ高いやつや…。」という意識が働いた瞬間に、本当に本当に手放しがたくなってしまします。
AかBかで迷ったときは高い方を選んだり、お金をかけることが目的になってしまっていることもあります。

数年前にいったんミニマリストを目指してからは、「そんなに所有しなくてもいいんだな。」ということがわかるようになり、段々と物を手放すことができるようになってきました。

以前マドモアゼル愛先生が月おうし座のことを「この人は本当はお金が嫌いなんだよね。」と言ったことがあります。
わたしはその言葉にハッとしました。

そうなんです、きっとそうなんです。
「お金」がわたしは嫌いだったのです。
お金のせいで、わたしは惨めだ。お金のせいで、わたしは不幸だ。お金のせいで、私は苦しんでいる。
お金さえなければ、お金さえなければ。

そうか、わたしはお金が嫌いだったんだな。そう思ってからは、お金に対していいも悪いも感じないようになってきました。
もちろん、今もお金に対してモヤっとしたり心がざわついたりすることもあります。
ですがその時は「ああ、月が働いている」と思えるようになりました。

物に対する所有の仕方も大きく変わってきました。
いつも、物を手放すか手放さないかで迷ったとき、「もう二度と手にすることはできないかもしれない。」という恐怖が湧いてきます。
そうなんです、怖いのです。
怖いから、執着しているのです。

だからそんな時は、本当はどうしたいかをよく考えるようにしています。
どんな生活をしたいのか?そのためにこの物は必要なのか?

必要でないと判断したら、手放してしまって大丈夫。
怖いから、置いておく。そんな生き方をしていたら、いつまでたっても恐怖前提の所有になってしまいます。
安心して生きていって大丈夫。

物との向き合い方は、心との向き合い方。

他の月星座の方も同様に、それぞれ不安を刺激する要素があると思います。
でもどんな月星座であったとしても、ちょうどいい物との所有バランスがきっとあると私は信じています。

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