最近、子どもと面白い試みをしておりまして、それが思っている以上に楽しいので皆さんにもシェアさせてください。
学校から帰ってきたタイミングや、夕食の時に「エネルギーでコミュニケーションをとる」ということをやってみてます。
言葉や、顔の表情、身体のしぐさ等、目に見えるものに引っ張られず、経験した過去に関してどういう思いを抱いたか、ということや、これからやってくる未来に対してどういう気持ちでいる、ということを、エネルギーで伝えるというのが、一番わたしたち親子にとって純度が高い状態で伝えあうことができるんじゃないだろうか?と思って、チャレンジしています。
やり方としては、
- どちらがリーディングする側になるかを先に決める
- お互いに目を閉じる
- 会話はしない
- 読んでもらう側は、深呼吸をして、読んでもらいたい事柄を鮮明に思い浮かべてエネルギーをセットする
- セットが完了したら「セットできた」と伝えてリーディング開始
こんな感じです。
事前のヒントはなしで、何について読んでほしい、ということ等一切の情報を相手に伝えずにやっています。
過去のことなのか未来のことなのか、何について伝えたいのか、さっぱり分からないという状態でやっています。
読み取りのコツは、簡単なことでいいんです。
精度とか、情報量の多さは気にせず、まず最初は「このエネルギーは好き!」って思うかどうか、とか、そんな簡単なことからはじめています。
- 重い?軽い?
- 触ったとしたらどんな感じ?
- 形はどう?
- 匂いはする?
- このエネルギーに自分が包まれるとしたらどんな気持ちになる?
- 何かシチュエーションは浮かぶ?
こういったことをどんどん挙げていきます。
うちの長女は今10歳です。
このくらいの年頃だと、自分が感じたことを言語化できるんじゃないかなと思います。
下の子は5歳なので、気持ちいい、気持ち悪い、ふわふわ、とかこういう簡単な言葉で自分なりに表現しています。
「うーん、軽い。ふわふわしてて、いい気持ち。色は、オレンジとか黄色かなぁ。
お花の匂いがする。これは、安心っていうエネルギー。自然がいっぱい。
芝生の上で、レジャーシートを敷いてすごくリラックスしてるイメージが湧いたよ。」
と娘がわたしをリーディングした時、まさにこれらをわたしはセットしていました。
わたしは家族にいつも愛されていて、応援してもらっていて、ここにいていいんだよ、大丈夫だよ、と温かいエネルギーで満たされている。太陽の下、芝生の上でリラックスして座っていて、海を眺めている。風が吹いて、温かくて、とってもいい気持ち、という情景を思い浮かべていました。
わたしがある日長女をリーディングしたときは、
なんか固いな。叩くとコツコツ、って音が鳴りそう。ちょっと重心も下にあるかな?でも、全然嫌な感じはしない。ドロ~ってまとわりつく感じもない。どこか、さわやかさも感じる。色は…茶色かな。レンガや石を積み上げてる感じ…橋を作っている途中、という感じ。なんやろな。あ、そうか、これは目標を決めた人のエネルギーや。何か目標を掲げて、目指したいものを決めて、それに向けて着々とやっていくぞ、と肚を括ったエネルギー。そうか、ダンスやな。そうかそうか、イベント頑張りたいのか。こういう気持ちで取り組んでいるんやね。ちょっと心配や不安もあるけど、それは良い心配やね。いいね、頑張りたいんやね。
そう伝えた時、「全部その通りー!!!」と目を輝かせて喜んでくれました。
もう少し遊び心を足したら軽やかに取り組めるよ、黄色やピンクでワクワクした気持ちをエネルギーにちょっと足してごらん、とアドバイスしたら、また目を閉じて、エネルギーに注入していました。
思春期に入り、何もかも正直に洗いざらい親に伝えるということは少なくなってきたのですが、こうやってエネルギーでコミュニケーションをとることは、子どもにとって、言葉や態度を必要としない交流になります。
それがうちの子にとってはとても楽しいらしく、毎日時間をとって「今日はこれを伝えたい」ということを伝えあっています。
先日は特に面白いメッセージでした。
とっても軽くて、元気なエネルギー。ワクワク!楽しい!わーいわーい!水色、黄色、ピンク、ピカピカしてて、すっごい楽しそう。ぴょんぴょん飛び跳ねてる。楽しいー!楽しいー!嬉しい、ハッピー!すごいな、なんやこのエネルギー。めちゃくちゃ楽しみにしてる。何を楽しみにしてる…あ!!!!ユニバやろ!!!!!ユニバに行きたいんやな!?!?!?
キャー!!!大正解ー!!!ママユニバに連れてってー!!!
と、ユニバに行きたいというお願いを、エネルギーで伝えてきました。笑
娘にとって、ユニバに行くということが、これだけ楽しさ、幸せ、ハッピーに満たされるということなのか…と、驚きました。
「ユニバ行きたいなー」と言葉で聞いていただけだったら、「また言うてますわ。」で済ませてしまったと思います。
こ、こんなに幸せになれるのね…!ユニバで…!そんなんもう行くしかないやろ!となったわけです。笑
ちょっと難しいかもしれないけど、チャレンジしてもらったリーディングもあります。
神様に繋がった時に受け取ったエネルギーをできるだけわたしの我を消して、丁寧に丁寧にセットして試しに読んでもらいました。
娘がどんな風に感じ取るか聞いてみたかったんです。
もちろんその時も、事前情報はゼロです。
この時本当に面白い読み取りをしてもらったので、これはまたべつの機会に。
そしてこの試みでわたしが大切にしていることを最後にお話しします。
読み取りの精度が大切じゃないんです。
精度の繊細さ、解像度の深さは大事なことではありません。
「自分はエネルギーを放っている。」
と気付くことがとても大切だと思っています。
そして、そのエネルギーは、人や環境に必ず伝わっています。
エネルギーの読み取り方、捉え方は人によって違います。
ですが、全ての人たちが日々様々なエネルギーを放って世界に存在しています。
あの人はどんなエネルギーを放っているか、というのは極端に言えばどうでもいいんです。
あの人のエネルギー、あの空間のエネルギーを、どれくらい細かく読み取れるかは、大事なことじゃないんです。
大切なことは、「わたしたちはひとりひとりが、エネルギーを放って存在している。」ということに、気付くことです。
そして、放つエネルギ―が、世界に影響を与えています。
さらに言えば、エネルギーに良いも悪いもない。
周波数に善も悪もない。
ただ自分が、いつも、心地よく過ごすこと。
自分のハートの声を聞いて、明るい気持ちで過ごすことが出来るように、自分を大切にしていくこと。
そうやって暮らしていけば、自ずと周りにどんな影響を与えるようになるか、わかりますよね。
たった一人のエネルギーが、たくさんの人や環境に影響を与えるパワーは計り知れません。
もちろん人間ですから、落ち込んだり、悲しくなったり、腹が立つことだってあります。
その時に、「なんで悲しくなったの?」とちゃんと自分のハートに聞いてあげてください。
あなたの声は、あなたが聞いてあげるのがとても大事。
それを忘れないでくださいね。